2024-04-30
マンション売却をする際に気になるのが、「どのくらいの期間で売れるのか」といった売却期間についてではないでしょうか。
マンションの売却期間を決める要素は複数あるため、あらかじめ影響する要因や売り出す際のポイントを把握しておくことが大切です。
そこで、マンション売却にかかる平均的な期間や売却期間に影響するポイント、早く売却するコツを解説します。
山梨県甲府市でマンション売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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一般的にマンションを売り出してから買主と売買契約に至るまでにかかる平均期間は、およそ4か月とされています。
ただし、売り出す前の準備期間や引き渡しの期間を含めると、およそ4~6か月は必要となります。
また、4か月はあくまでも平均期間であり、場合によってはさらに長引く可能性もあるため注意しなければなりません。
ここでは、マンション売却の流れとともにそれにかかる期間を解説します。
マンションを売り出す際は、まずはマンションがどのくらいの価値があるのか査定を依頼します。
査定結果に納得し売却を進めたい場合は、不動産会社と媒介契約を締結します。
媒介契約とは、不動産会社が間に入り買主を探すために結ぶ契約のことです。
ここまでで、およそ2週間から1か月程度かかります。
不動産会社と媒介契約を締結すると、マンションの売却活動を開始します。
売却活動では、チラシや広告、インターネット上で物件情報を発信し、購入希望者を募ります。
購入希望者が現れたら内覧を実施し、条件交渉をおこなって売買契約を締結します。
内覧は、売却活動のなかでもとくに重要で、内覧の成功がスムーズに売却するコツともいえます。
なお、売却活動はおよそ3か月程度かかりますが、買主が見つかるまでおこなうため、さらにかかる可能性も理解しておきましょう。
売買契約が成立すると、決済・引き渡しをおこないます。
通常は、売買契約から引き渡しまでは、1か月程度の期間を要します。
1か月かかる理由は、買主は住宅ローンの本審査を受けるためです。
本審査には売買契約書の提出が必須のため、契約前に住宅ローンの本審査を受けることができないからです。
ローンの本審査に通れば、引き渡しと同時に決済が実行されます。
引き渡しが済めば売却は完了します。
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マンションの売却にかかる平均期間は4か月ですが、なかには1か月以内で売却できるケースもあります。
では、短期間で売却できるようなマンションとはどのような要素があるのでしょうか。
ここでは、売却期間に影響する4つのポイントを解説します。
マンション売却では、築年数が浅いほど売却期間が短く早く成約に至る傾向にあります。
とくに築年数が5年以内の物件は需要が高く、逆に築年数が古い物件は需要が低いため売却期間が長くなります。
また、実際に物件を探している方のなかには「築年数が5年以内」といったように、条件を設定している方も多いのが現状です。
同じエリアに属しているマンションでも築年数が違うだけで、購入希望者の数は大きく異なります。
マンション売却では、最寄り駅までの距離も大きく影響します。
電車を使用して通勤・通学する方は、できるだけ自宅から近い物件を探しています。
そのため、同じエリアでも交通の利便性が良い場合は、短期間で売却できる可能性が高いでしょう。
マンションの売却期間は、専有面積も影響することがあります。
専有面積とは、所有者が個人の所有物として使用できる部屋の内側の面積のことです。
玄関やポーチ、バルコニーなどは該当しません。
とくに需要が高い専有面積は「40~70㎡」であり、もっとも売却期間が短い傾向にあります。
一方で、80㎡以上となると需要が低く成約までに時間がかかる可能性があります。
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最後にマンションの売却期間をできるだけ短縮して、早く売却するコツを解説します。
1つ目のコツは、適正な価格で売り出すことです。
適正価格を大きく上回った価格で売り出すと、購入対象から除外され値下げするまで内覧希望者が現れない可能性もあります。
適正価格を知るには、不動産会社による査定を参考にすると良いでしょう。
どの程度の価格で売却したいのかといった売主の売却希望額と、市況や相場を照らし合わせて売り出し価格を決めることをおすすめします。
2つ目のコツは、需要が高い時期に売り出すことが挙げられます。
マンション売却では、いつ売り出すかのタイミングも重要です。
なかでもマンションの需要が高まる時期は3月です。
3月は、進学や就職、転勤などにより引っ越しをする方が多くなります。
その時期を目掛けて売り出せば、スムーズに売却できる可能性が高いでしょう。
また、夏休みが終わった9月頃も需要が高まる時期です。
3月での売り出しが難しい場合は、9月を目掛けて売り出すと良いでしょう。
一方で、売り出し時期に適さない時期は、12月から1月に掛けての年末年始です。
この時期は市場が活発ではないため、マンションを売り出しても購入希望者がなかなか現れない可能性が高いため注意しましょう。
3つ目のコツは、内覧前の掃除です。
成約に至るかどうかは、内覧時の対応も大きく影響します。
内覧の際に掃除が行き届いてなかったり、においが気になったりすると、買主は購買意欲が低下してしまいます。
そのため、内覧前には徹底的に掃除をすると良いでしょう。
なかでも、キッチンやトイレ、浴室などの水回りは、もっとも清潔感を求める箇所です。
汚れが落ちない場合は、ハウスクリーニングを利用するなどして対策をしておくことをおすすめします。
内覧時に良い印象を持ってもらえれば、早く売れる可能性が高いでしょう。
4つ目のコツは、仲介ではなく買取で売却することです。
マンションの売却方法には、大きく分けて「仲介」と「買取」の2種類があります。
仲介は、不動産会社が買主との間に入って取引をする方法で、購入希望者が現れるまで売却活動を続けるため売却期間が長くなる恐れがあります。
一方で、買取とは不動産会社が直接物件を買い取る方法です。
そのため、買主を探す必要も売却活動をおこなう必要もありません。
マンションをすぐに売却したいなら、仲介ではなく「買取」を検討してみるのも1つの方法といえるでしょう。
買取であれば、査定額に納得していただければ、2週間から1か月程度で売却を完了させることが可能です。
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マンション売却では、一般的に査定から売買契約まで平均して4か月程度かかります。
ただし、築年数が古い場合や最寄り駅から遠い場合は、売却期間がさらに長引く可能性があります。
できるだけ早く売却するためには、売り出し価格や時期を見直すことや、不動産会社による買取を利用するのもおすすめです。
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