オープンハウスとは?不動産売却におけるメリット・デメリットを解説

2024-05-23

オープンハウスとは?不動産売却におけるメリット・デメリットを解説

この記事のハイライト
●オープンハウスは、予約不要で物件の内覧ができる売却活動の1つ
●値下げをせずに早期売却できる可能性が高く、改善点も把握できるメリットがある
●冷やかしが来たり、近隣住民に知られたりなどがデメリットになる

不動産を売却する際は「早く売れるだろうか」と心配になりますよね。
そこで、お伝えしたいのが早期売却につながりやすい売却活動の1つ「オープンハウス」です。
この記事では、不動産売却におけるオープンハウスとは何か、メリット・デメリットを解説します。
山梨県甲府市で不動産売却にお悩みの方は、ぜひ参考にご覧ください。

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不動産売却に効果的な「オープンハウス」とは?

不動産売却に効果的な「オープンハウス」とは?

オープンハウスとは、売却する物件を一定期間内に公開し、多くの方が自由に内覧できるようにする売却活動の1つです。
マンション売却の場合は、オープンルームと呼ぶこともあります。

オープンハウスの目的とは?

オープンハウスの目的は、不動産の早期売却です。
オープンハウスを実施することで売却物件に対する関心を集め、より多くの購入検討者を誘引することができます。
オープンハウスは、多くの方が集まりやすい土日や祝日などの期間に実施し、予約不要で自由に見学できます。
内覧を予約不要にすることで、希望者も気軽に見学でき、購入判断がしやすくなるでしょう。
当日は物件の前にのぼり旗や立て看板を出すため、たまたま通りがかった潜在層にもアピールできるチャンスです。
実施前には、インターネット広告やチラシ配布をおこなってオープンハウスを告知し、物件を探している方に広く見学を呼びかけます。

オープンハウスをおこなう方法とは?

オープンハウスは、仲介の不動産会社から提案されておこなうことが多いです。
不動産の売却活動でオープンハウスを希望する場合は、事前に不動産会社に相談しましょう。
オープンハウスの告知や当日の案内については、不動産会社の担当者がおこないます。
居住中の家で実施する場合は、事前に掃除や整理整頓をおこなうと良いでしょう。
退去後の家でオープンハウスを実施する場合は、ホームステージングをおこなうとより効果的です。
ホームステージングとはアメリカ発祥の演出方法で、売却予定の物件におしゃれな家具や観葉植物などを置いて住空間をより魅力的に演出することを指します。
オープンハウスとホームステージングを組み合わせることで、購入検討者に購入後のイメージと好印象を与えることができ、早期売却が期待できるでしょう。

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不動産売却時にオープンハウスを実施するメリットとは?

不動産売却時にオープンハウスを実施するメリットとは?

では、実際にオープンハウスを実施することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
オープンハウスには、主に以下の3つのメリットがあります。

①成約率が上がる

オープンハウスは、効果的な広告戦略として機能するメリットがあります。
オープンハウスの期間内は予約不要で自由に見学できるため、希望者が気軽に訪れやすく、通りがかった潜在的な顧客層にもアピールすることができます。
また、購入検討者は自由に室内を細かいところまでチェックできるため、購入を決断しやすい点もメリットです。
オープンハウス期間中に購入の申し込みがされたケースも多くあります。
物件をより魅力的に演出すれば、さらに購入の後押しになるでしょう。
たとえば、玄関に花を飾ったり、リビングにおしゃれな家具や雑貨を配置したり、などの演出がおすすめです。

②希望価格で売りやすい

オープンハウスを実施すると、売主の希望価格で売りやすい点もメリットです。
事前に実施日を広告するため多数の方々に内覧してもらいやすく、値下げせずとも売却できるチャンスがあるからです。
実際に、オープンハウス当日は複数人を同時に案内することもあります。
複数の購入検討者を同時に案内することで競争意識も高まり、自然と購入意欲を掻き立てることができます。
もちろん希望価格で売却を成立させるには、さりげなく物件の魅力を伝える営業担当者のトークスキルも重要です。
そのため、信頼できる不動産会社に依頼することが大切です。
オープンハウスの開催日に、時間を気にせずに購入検討者とじっくり会話できる環境を作れば、交渉も上手くいきやすいでしょう。
オープンハウスの開催で購入申し込み者が増えれば、値下げを考慮する必要もなくなります。

③改善点が見えてくる

見学者にアンケートを実施することで、売主が気づかなかった改善点を把握できるのもオープンハウスのメリットです。
たとえば、劣化が気になる箇所や販売価格の納得感など、物件の問題点をあぶり出すと、売れなかった場合の対処に役立ちます。
とくに中古の不動産を売却する際に、改善点の把握は重要です。
アンケートで指摘された劣化している箇所の修繕工事もおこなえば、買主との契約トラブルも未然に防げるでしょう。
オープンハウス日に見学者が集まらなかった場合でも、なぜ集まらなかったのか分析することで売却の条件を見直すきっかけになります。
改善点を早めに把握して対処することで、早期売却も実現できるでしょう。

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不動産売却時にオープンハウスを実施するデメリットとは?

不動産売却時にオープンハウスを実施するデメリットとは?

オープンハウスを実施する前に、デメリットや注意点も知っておきたいところでしょう。
オープンハウスを実施するデメリットは、主に以下の3つです。

①近隣住民に知られる

オープンハウスは「周囲に内緒で売却したい」という方にはデメリットが大きいです。
実施前にはチラシやインターネット広告で大々的に宣伝するため、近隣住民に知られることは免れません。
そのうえ、近隣住民が興味本位で見学に来る可能性もあるでしょう。
そのため「近隣住民に家のなかを隅々までチェックされたくない」という方にとってもオープンハウスは不向きです。
また、オープンハウスを開催する際は、多数の見学客が物件を出入りするため、騒がしくならないように近隣住民への配慮も大切です。
とくにマンションは廊下やエントランスが共有部分のため、ほかの住人に迷惑がかからないように気を付けましょう。
近隣住民には、事前にオープンハウスの開催日をお知らせし、ご理解いただけるようお願いしておくと安心です。

②冷やかしが来る

オープンハウスは予約不要で自由に見学できるため、購入する意図のない方が来る可能性があります。
とくに居住中にオープンハウスを実施する場合は、購入する気のない方に家をチェックされるのは不快でしょう。
しかし、冷やかしで来たつもりが見学していくうちに物件を気に入り、購入に至るケースも可能性もないとは言えません。
そのため、冷やかしに見える相手でも丁寧に対応しなければならない点がむずかしいところです。

③不動産会社が消極的な場合がある

オープンハウスを実施する際は、事前の告知や長時間の立ち会いなどで不動産会社に負担がかかります。
そのため、売主が「不動産を早く売却するためにオープンハウスを実施したい」と思っても断られるケースもある点がデメリットです。
断られなかった場合でも、不動産会社が協力的でないとオープンハウスを開催する効果が薄くなってしまいます。
とくに不動産会社が繁忙期にあるときは、事前に相談しましょう。

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まとめ

オープンハウスは、不動産の早期売却を目的とした売却活動の1つです。
オープンハウスを実施すると成約率が上がり、希望価格で売却しやすくなるなどのメリットがあります。
ただし、近隣住民に知られることや、購入する意図のない方が来ることなどのデメリットもあります。
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